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Q.
あなたが人権に関心を持つようになったきっかけは何ですか?
A.
家庭の中で私の両親は、私に不正義に対して立ち上がる価値を教えてくれましたが、それがわたしの子ども時代と学生時代を通じてたどることになった教えでした。大学で私は、1970年代ブルギバ(ハビーブ・ブルギバ元大統領)政権下の学生運動で自由と民主主義のために闘うことを学びました。私が弁護士になり、1976年に新米弁護士として私が初めて仕事をした最初の事件が、デモで逮捕された学生グループの弁護でした。
Q.
チュニジアの人権侵害との闘いにおいて最大の課題は何だと思いますか？
A.
人びとは当局を恐れています。人びとは嫌がらせや投獄に脅えています。チュニジア当局は、世界に対して、チュニジアのイメージは美しい国、現代的で平和と見えるようにしています。公式には、チュニジアには問題はなく、テロも何もないと言っています。しかし同時に、この国の数百人もの若者たちが逮捕され、テロリストの容疑をかけられています。チュニジアは、人権を擁護する人間には危険な場所となっているのです。あなたは仕事やパスポート、あなたの権利すべてを失うかもしれません。あなたが留守の間にあなたの家や職場へ〔警官が〕訪問するかもしれません。あなたは逮捕されて殴打され、拷問されるかもしれません。そしてあなたの家族は嫌がらせを受けるかもしれません。もしあなたが弁護士なら、当局は、あなたの依頼人に弁護士を代えるように圧力をかけ、結果的に財政的圧力をかけることになるかもしれません。
Q.
もしあなたがチュニジアの状況について何かひとつ変えることができるとしたら、それは何ですか？
A.
私なら拷問と免責をなくすでしょう。そうすることによって人びとは拷問を恐れることなく、自由や人権、民主主義のために闘うことができるようになります。それが、私が2003年にチュニジアの拷問に対する闘争同盟（ALLT）を共同で設立した理由です。それはこの問題に対して取り組むも認可を受けていない小さな団体です。私たちは、チュニジアの多くの市民や多くの人権擁護活動家に会い、私たちの活動に参加するように要請しました。しかし彼らは、もし仲間になればすべての免責を享受する拷問者たちと対峙することを心配しています。一度参加すれば、彼らはあなたを脅威と考え始めることでしょう。私が2003年にALLTを始める前でさえ、私は警察といろんな問題がありました。私の職場は何度も捜索を受けました。しかし彼らは決して私を身体的に攻撃したことはありませんし、警察は私の目の前ではだれも殴ったりはしませんでした。なぜなら私が、アムネスティ・インターナショナルなどの団体やジャーナリストたちと連絡を取っていることを知っていたからです。ALTTの設立後は、警察は以前よりも残虐になりました。私は何度も殴打されました。2005年、政治デモに行くために歩いていると、私服警官の集団が後をついて来ました。私が集合場所に到着するその前に、警官が私を襲ってきました。彼らは私を殴打し、鼻を折りました。私にはこの襲撃を捜査する権限はありません。 |
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Q.
あなたの活動はあなたの人生や家族にどのような影響をもたらしましたか？
A.
私の娘たちや兄弟たちを含め、私の家族全員が私の活動によって罰せられています。私の兄弟たちは私の活動には一切関与していませんが、彼らは正社員の職を見つけることができません。兄弟のひとりは商業活動の認可を拒否されました。電話を傍聴しているため警察はすべてのことを知っています。私たちのプライバシーはまったく尊重されていません。私の家族に起きたことすべてを知っています。電話はすべて盗聴され、私の携帯電話は2カ月以上も前からつながらなくなりました。私は警察との問題を抱える人権擁護活動家仲間と話をしていました。彼は他の活動家たちの支援を得られるように手助けして欲しいと私に頼みました。私は電話を終わるとすぐに、別の同僚の番号に掛けようとしました。しかし電話はつながらなかったのです。私の家族は常に不確実性と不安定の中で生活しています。私たちは、インタビュー後や公開講演の後、そして裁判所で証言した後には、いつも何か問題が起きると考えています。
Q.
本誌の読者へのメッセージはありますか？
A.
続けることが重要です。あなたがたの手紙や要請文は人権侵害の影響を受けている人びとを助けています。孤立させようと〔政権が望んだ〕人びとも一人ではないと感じています。変えることができるのです。私たちは自分の声を使わなければなりません。何も言わなければ私たちは共犯者となります。連帯は他の人たちを支援する最も重要な方法です。連帯によって人びとは自分たちがたった一人で闘っているのではないと感じるのです。
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