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Q.
あなたが人権に関心を持つようになったきっかけは何ですか?
A.
1991年のソマリアの内戦期間中に少年であった私は、一般市民が自らの氏族のために殺害され、自らの民族のために私の歳と同じ位の10〜12歳の子どもたちが殺害されるのを見ました。私の人生のほとんどで民兵の火を噴く銃や将軍に指揮された反政府軍によって捕らわれたソマリアの人びとを見てきました。それで私は目撃者に、人権侵害、出来事、被害者を記録し、加害者が英雄になるところを、人権侵害が政治権力への唯一の道になるところを目撃するジャーナリストになることに決めたのです。
Q.
あなたは、ソマリアの人権侵害に対する闘いにおける主な課題は何だと思いますか？
A.
人権を誤解している人びとです。ソマリアの戦闘員は、その所属に関わらず、人権擁護活動家を敵とみなしています。人権擁護活動家を殺害すれば自分たちは天国へ行けると信じる者さえいます。ソマリアの一般市民は絶え間なく続く人権侵害という現実の中で暮らしており、権利は何なのかを理解できずにおり、人権擁護活動家を信じていません。私たちは人権が意味するものをもっと広く理解する必要があり、人びとは自分たちの権利をもっと知る必要があります。
Q.
あなたの生活において、あなたの仕事はどんな影響がありますか？
A.
人権を擁護するジャーナリストである私は常に脅迫されています。私はとくに西側メディアとフリーランスで働くようになってから、スパイであると容疑をかけられています。何者かが一度私に電話でこう言いました、「アブカル、私たちはお前の命を奪うことに決めた。もうお前の家族に知らせ、別れを言うための3時間しかないぞ」。ソマリアの政治闘争の分析で有名であった、私の同僚であるサイード・タフリル・アフメッドは、2009年2月にモガディシュで暗殺されました。
モガディシュでは、私は市街戦、暗殺、公開処刑の担当です。私は頭に銃を突きつけられたことがあります。賄賂を要求した汚職公務員によって拘禁されるためだけに、大統領宮殿での記者会見に召集されたことも。私は辛うじて逃げることができた、2007年の危険な事件の後、私は疑心暗鬼になりました。私は暗殺者かもしれないと通行人を見るようになり、最終的には身を隠しました。私は以前責任や専心、強い心があれば生き延びることができると思っていました。今確信はありません。この仕事は働き甲斐のある仕事です。しかし時には呪いのように感じます。 |
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Q.
厳しい時期において、あなたのやる気を保つものは何ですか？
A.
私は自分が人びとのために、人権侵害を受けた、そして恵まれない人びとのために働いていると感じます。私は私の仕事がソマリアの暴力の文化を変える助けになるかもしれないと信じています。そして私はいつかソマリアにおける戦争犯罪の説明責任を明らかにする助けになることを希望しています。
Q.
本誌の読者へのメッセージはありますか？
A.
一般市民は人権侵害を受けると絶望し無力だと感じます。私たちのサポート、私たちの愛、私たちの受容を必要としています。私たちの活動が生命を救うことができるのです。私たちがお互いを擁護するとき、私たち自身の生命は価値があります。私たちのサポートを必要とする人びとをサポートするとき、私たちは世界の何かを変えるのです。
Q.
あなたの仕事があなたに教えてくれた最も重要な教訓は何ですか?
A.
コミュニティにも、世界のどの場所にも、被害者はおり、同時に加害者もいます。そして人権擁護活動家もいるのです。私はこの第三者、人権擁護活動家でありたい、人権侵害を記録することに私の人生を捧げたいと思っています。
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