The Wire October 2007

10月17日国際貧困デー

ニカラグア、ラ・チュレカの町のゴミ捨て場のゴミを売って生きる子どもたち　c Dermot Tatlow / Panos Pictures

　アムネスティ・インターナショナルは、世界的な貧困と人権キャンペーンの開始に先立ち、経済的、社会的および文化的権利における活動の認知度を高めるために、10月17日の貧困廃止国際デー（貧困デー）に取り組んでいる。

　1987年の制定以降、NGO連合や市民社会団体、貧困の中で暮らす人びとを含む、世界の各地の数百万もの人びとが、政府や為政者に自分たちの声を上げ、要求行動を行なうために貧困デーに結集している。

　ネルソン・マンデラが言ったように、「貧困の克服とは慈善の真似事ではない。それは当然の行為である。それは、基本的人権の保護であり、尊厳にかかわる権利や文化生活を送る権利なのである。」

　アムネスティのキャンペーンは、どのようにして貧困が人権侵害によって強められるのか、また私たちの使命の中心に長年存在するものを含むさらなる暴力を持ち続けるのかを明らかにするだろう。

　10月17日、世界中のアムネスティ支部は、ATD第四世界やおよび貧困と闘うグローバル・キャンペーン(GCAP)の参加団体といったようなNGOと協働している。ロンドンでは、アムネスティUK支部と国際事務局はインド中部のナルマダ川の巨大ダムの建設と、川の流域暮らす人びとへの影響についての映画であるDrowned Outを上映する予定である。この映画の後、メキシコのゲレロ州の水力発電ダム建設に関係した人権侵害について手紙書き活動をするつもりである。

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