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コンゴ民主共和国(DRC)の北キヴ州で戦っているコンゴ政府とM23武装勢力は人権擁護活動家とジャーナリストに対する脅迫を止めるよう保証しなければならない、とこの3週間に脅迫の記録された事件が増加していることを受けて、アムネスティ・インターナショナルは話した。
アムネスティはまた紛争の渦中で働く人権擁護活動家を保護するための安全策の提供を誓約して順守するようコンゴ政府に要請した。
「DRC東部の増加する暴力の渦中で、人権擁護活動家とジャーナリストは政府側と武装グループ双方が犯した暴力を記録し、一般市民への戦闘の影響を国際社会に伝える重要な役割を果たしています」とアムネスティ・アフリカ部副部長ポール・リゴーは話した。
「今も続く脅迫と威嚇を止めなければなりません。双方は人権擁護活動家とジャーナリストが行なう仕事を尊重しなければなりません」とリゴーは話した。
「私たちは、人権国家行動計画を実行し、3月に国連人権理事会が作成した、人権擁護活動家のための効果的で適切な資金力のある保護組織を創設するという誓約を尊重するようにコンゴ政府に要請します。」
アムネスティ・インターナショナルは、先月から北キヴの人権活動家が、武装勢力を批判したり、強制的徴集や即決処刑を含む彼らの人権侵害を非難した後で、M23のメンバーによって直接脅迫された複数のケースを発表している。人権活動家の中には7月にSNSや匿名の電話、そしてM23に関係したと報告される武装した男たちによる夜間の訪問によって繰り返し死の脅迫を受けた人もいる。
ジャーナリストもまたこの3カ月間M23あるいはコンゴ当局による脅迫と威嚇の標的である。
8月4日、北キヴ州ブテムボ地域で、ある地元ラジオはM23の広報担当官のインタビューを放送した後、ブテムボ市長によって閉鎖させられた。
脅迫は紛争の激化を生じる。
M23武装グループは最近この数日間徹底攻撃でコンゴ政府軍を追い返し、その支配地域はゴマの30キロ北にまで達したと報告されている。
北キヴ州の州都ゴマへのM23の攻撃開始を恐れて、コンゴ軍は国連平和維持部隊の支援を受けて市と主要道路への駐留を増加している。
背景情報
M23武装グループはDRC政府が2009年3月23日に署名された和平合意を尊重していないとして自ら名乗るようになった。
M23武装グループは、そのほとんどが国際刑事裁判所が戦争犯罪で逮捕状を発行したボスコ・ンタガンダ司令官を逮捕を求める政府への圧力の中で、今年の4月にコンゴ軍から離脱した兵士たちから成っている。
そのメンバーの多くが以前に2009年にFARDCに統合した人民防衛国民会議(CNDP)に所属していた。 |