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DRCに関する国連(UN)専門家グループによる2012年中間報告書の付録には、ルワンダ当局による国連武器禁輸および制裁の違反が詳述されていると本日アムネスティ・インターナショナルは話した。
その中にはM23武装グループのためにルワンダ人の若者と復員した元軍人の徴集、グループへの武器と弾薬の提供が含まれている。
またルワンダ国防軍(RDF)部隊はDRCにおいてM23の活動を強化し、コンゴ東部で多くの他の武装グループを支援したと言われている。
「国連制裁委員会は、ルワンダ政府がDRCの武装グループへの支援の停止を保証する措置を直ちに取らなければなりません。これは武器禁輸の明らかな違反です。」と、アムネスティ・アフリカ部副部長のポール・リゴーは話した。
「M23の複数の指揮官、とくに国際刑事裁判所から逮捕状が出ているボスコ・ンタガンダ、およびルワンダから支援を受けている武装グループのその他指導者は、戦争犯罪および人道に対する罪を犯したとの嫌疑がかかっています。」
アムネスティは、国連安全保障理事会に武器禁輸を強化するように要請する。そしてコンゴ東部の国境地帯で、より強力な国連監視団の駐留を要請する。MONUSCOと専門家グループは国連安全保障理事会と国連制裁委員会に、この禁輸のすべての違反を直ちに報告しなければならない。
「また専門家グループの調査結果はこの禁輸の限界と2012年7月2日にニューヨークに有効な武器貿易条約を採択するために集まる国のための必要性を明示しています。この条約は締約国に対し、国際人道法および人権の深刻な侵害を犯すあるいは促進するかもしれない相当な危険のある国への武器および弾薬の移転を禁止するものです。」
どのような政府の役人も、政府軍あるいは武装グループに武器を提供する他の人も、戦争犯罪や人道に対する罪を犯すかもしれない相当な可能性を知っているあるいは気付いている人はみな、そのような犯罪を幇助し、扇動した刑事責任がある。
背景情報
アムネスティが集められた信頼できる情報によると、Ｍ23は深刻な人権侵害を行ない続けている。2012年4月から5月まで、M23の兵士たちはM23の基地があるジョムバ地域ルツル地域の少女や女性数十人を強かんした。被害者たちは主に国内避難民で、食料を探しに野原に出たときに強かんされたという。
ルワンダ政府は国連専門家グループの調査結果を否定している。 |