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スーダン人活動家であるアリ・アガブとアブデル･モニム・エルガクは人権擁護活動のために避難せざるをえなかった。彼らはWireに直面している問題および、未来についてそして前向きに活動し続けられる原動力について話した。
Q.
人権に関心を持ったきっかけは何ですか？
A.
モニム:
私は、最初大学の学生運動への参加を通して人権について学びました。ハルツーム大学の最後の年に学生に対する人権侵害が起き、私の仲間の一人が逮捕されました。翌日私たちは通りで彼の遺体を見つけました。
アリ:
中等学校で、私は学生の権利を求める民主戦線という小さな学生グループに参加しました。その時に私は権利を知るようになり、人びとを擁護し、あなたの仲間や国民のために話し始めました。私は大学でも民主戦線を続けました。その当時、私たちの仲間の多くが逮捕され拷問されました。大学の雰囲気は非常にとげとげしいものでした。それで私は法学部を卒業したときに、人びとを弁護し始め、そしてスーダンの最初の人権団体であるスーダン人権擁護活動家グループに参加しました。2000年には、私は、ガンビアの民主主義および人権研究のためのアフリカ・センターで訓練を受けました
Q.
スーダンにおける人権侵害に対する闘いにおいて主な問題は何ですか？
A.
モニム:
私は3つの主要な問題を指摘します。1つは、スーダン南部、ダルフール、スーダン東部あるいは遠い北部にかかわらず、基本的に中央政府が始め、煽っている戦争および紛争です。これが現実の真の平和をもたらすための主な問題の1つです。
2番目の問題は、20年以上も組織的に人権を侵害している独裁と政治的イスラム教徒観念論者の組み合わせです。3番目の問題は他の民族集団に対するもの、女性に対する差別、他の宗教のグループに対する差別などの、人種差別および差別の文化です。
アリ:
人権のために働く弁護士として、私は、主な問題は免責という文化である、そしてそれがスーダンでどれくらい強く保持されているかであると思います。司法は独立していませんし、法務省で働く検事は独立していませんし、警察は独立した中立機関として活動していません。治安機関はスーダンの人びとを擁護していませんし、支援していませんし、助けていません。彼らは与党であるNCP(国民会議党)の地位を擁護し維持しなければならない人間として働いているのです。スーダンで正義を達成することは非常に困難です。
Q.
あなたがスーダンの状況に関して1つ変えることができるなら、それは何でしょうか?
A.
モニム:
私はスーダン政府が促している人種差別、差別そして周縁化という文化を変えたいです。スーダンの人びとは国内のさまざまな紛争を通して毎日の生活でこの代価を支払い続けています。
アリ:
スーダンの人びとを権力から排除している20年以上の一党支配の終了です。真の民主主義と強い市民社会とともに、スーダンの人びとは平和と安全に向けての正しい道を少なくとも歩き始めることができます。 |
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Q.
あなたの仕事はあなたの生活にどのような影響がありますか？
A.
モニム:
私の生活への仕事の影響は、肯定的な面と否定的な面の両方あります。私の仕事は私の世界への見方を豊かにし、大きくしました。そして同時に、否定的な面の1つは私の元の社会環境から二度も離れてしまったことです--1990年代に避難生活を送り、現在も不本意な避難生活を送っています。
アリ:
人権弁護士でありスーダンで人権擁護活動家であることは、いつも危険です。しかし私はいつも人びとを擁護し、少なくとも脆弱な人びとに声をかけるために最善を尽くす、自分の仕事を誇りに感じます。
Q.
困難な時にあなたのやる気を保つものは何ですか？
A.
モニム: 困難となった時には、私はさらにやる気が起こります。厳しい時は、やる気が起き、創造的になり、革新的になる時です。
アリ:
私の依頼人たちはいつも治安機関や警察、または反政府勢力による人権侵害の後で私のところへ来ました。彼らは落ち込んでおり、スーダン人を嫌っています。加害者を裁きにかけるために最善を尽くすことで、そして責任を取らせるように要請することで、私の依頼人たちは少なくともだれかが気にかけてくれている、そして彼らに希望を与えると感じました。困難となった時、私はいつも依頼人たちを思い出します。
Q.
本紙の読者へのメッセージはありますか？
A.
モニム: 私の拘留中の支援についてアムネスティ・インターナショナルの活動家と会員のみなさんに感謝したいと思います。（詳細を参照）
アリ:
私は、スーダンのダルフールや他の地域の被害者が、実際にアムネスティ・インターナショナルが行なった活動を称賛し理解しているところを見ました。声を上げることのできない人びとのために、あなた方の活動を続けてください。正義は遅れるかもしれませんが、いつの日か達成されることを覚えていてください。その道のりは長いかもしれませんが、人びとは正義のために闘わないといけないのです。
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アブデル･モニム・エルガクはスーダンにおける正義、説明責任、人権侵害に関する辛口の擁護者である。2008年に彼が国家諜報部と保安局によって拘留され拷問を受けた際にアムネスティは彼のためにキャンペーンを行なった。後に彼はスーダン北部から逃れた。モニムと同僚たちは人および人民の権利のためのアフリカ委員会に、拘留中の取り扱いについてのスーダン当局に対する申立書を提出した。
アリ・アガブは、人権および環境開発のためのハルツーム・センターで働く著名なスーダンの人権弁護士である。国際刑事裁判所がオマール・アル・バシル大統領に対して逮捕状を発行した後、当局はセンターを閉鎖し、アリはイギリスに庇護を求めた。彼は、現在正義および平和研究のためのアフリカン・センターで働いている。
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